中国とロシアの両政府は、プーチン大統領が16日と17日の2日間にわたって中国を訪問すると発表した。

首脳会談でウクライナ情勢などについて意見を交わすものとみられる。

中国とロシアの両政府は、2024年が両国の国交75周年にあたることなどをふまえ、プーチン氏が16日と17日の2日間にわたって中国を訪問すると発表した。

ロシア側の発表によると、プーチン氏は北部のハルビンも訪問するという。

習近平国家主席とプーチン氏の首脳会談で、両首脳はウクライナ情勢などについて意見を交わし、良好な関係をアピールするものとみられる。

中国にとっては、アメリカとの競争にロシアとの関係を生かしたい一方、国際社会の批判が集中することを避けたい思惑がある。

ロシアにとっては、ウクライナへの侵攻が続く中、中国の後ろ盾が不可欠で、中国がどの程度ロシアに寄り添うかが焦点になる。

プーチン氏の中国訪問は2023年10月以来で、7日の就任式以降、初めての外国訪問になる。