メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告が、罪状認否に臨み、形式上「無罪」を主張した。

報道陣の前に現れたものの、水原被告は終始無言だった。

14日、大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告は、ロサンゼルスの連邦地方裁判所に出廷した。

法廷では罪状認否が行われ、水原被告は形式上「無罪」を主張し、5分程度で終了した。

事件発覚後、報道陣の前に初めて姿を見せたが、終始無言で、大谷選手への謝罪の言葉はなかった。

法廷画家 モナ・エドワーズさん「(Q. 無罪を主張した時の表情は?)まったく感情がこもっていなかった。(無罪と)言う前に一瞬ためらったと思う」

次回出廷は、権限のある裁判官に変わるため、罪を認める答弁に変更する見通し。

約26億3500万円を不正送金した罪などに問われている水原被告への量刑の言い渡しには、数カ月かかるとみられる。