東欧・スロバキアのフィツォ首相が銃撃された事件で、容体が深刻な中、首相は会話ができる状態であることが明らかになった。

フィツォ首相は15日、中部のハンドロバで政府の会議に出席したあと、至近距離から銃で撃たれ、17日現在も入院している。

入院先を訪問したペレグリニ次期大統領は、「首相と数フレーズだけ話すことができた」と明らかにしたうえで、容体は安定しているが深刻な状態のままだとしている。

スロバキア政府は、逮捕された71歳の男の動機について、政府が進める特別検察局の廃止や、ウクライナへの軍事支援を停止したことへの反発などを挙げている。