約4年半ぶりの日中韓首脳会談で、経済分野での協力の強化などを「成果文書」としてまとめる方向で調整していることがわかった。

岸田首相は、26日から韓国・ソウルを訪れ、中国の李強首相、韓国の尹錫悦大統領との3カ国首脳会談を行う方向だが、関係者によると、地域の平和と安定に向けた対応などについて協議。

経済、貿易分野や人的交流、さらに感染症対策などの分野で協力を強化することを確認し、「成果文書」をまとめる方向で調整している。

日中韓首脳会談は、政治的な緊張やコロナウイルスの流行などから2019年を最後に中断していた。