観光バスによる相次ぐ路上駐車が深刻な問題となっている京都。
ついに警察が一斉指導に乗り出した。

「イット!」は観光地・京都で起きていた観光バスによる路上駐車の実態を取材した。

初夏の陽気の中、大勢の観光客で混み合う京都。

街の中心部で問題になっているのは、観光バスによる路上駐車。
こうした事態を受け、京都府警が一斉指導に乗り出した。

28日、京都の街に出動した警察官。
路上に止まった観光バス1台1台に声をかけて回る。

中には、警察官に強く反論する運転手もいた。

警察「長時間止めると交通の妨げになるので」
運転手「京都市もさ、こういうところに(ホテルの建設を)許可しちゃだめよ。ほんでいつも怒られるんだよ、こっちが。(ホテル)作る場合はバス寄せ作れって!」

「イット!」でも、5月半ばに現地を取材。
ホテルが立ち並ぶ大通りに、何台もの観光バスが路上駐車していた。

止まっていたバスの運転手に話を聞くと、20分以上止めていたにもかかわらず、「路上駐車ではない」と否定。

取材スタッフ「ここは駐車禁止だが」
運転手「駐車じゃない。お客さん乗せる」
取材スタッフ「何分ここにいる?」
運転手「今来たところ」
取材スタッフ「20分前から見ているんですけど」
運転手「は...」
取材スタッフ「ここ駐車禁止です」
運転手「いやいや駐車じゃないじゃん」
取材スタッフ「今止めてるじゃないですか」
運転手「もう行きますよ」

付近では、長時間の路上駐車が多く目についた。

取材スタッフ「ここで止まっている理由は?」
運転手「みんなここ止まってるじゃないの。レストランがその辺にあると思う。わたし、指示(を受けて)でやっているので」

京都府警は、28日から3日間一斉指導を行い、口頭指導が46件。
「イット!」が長時間迷惑駐車をしていたバス会社に話を聞くと、会社は「インバウンド客が約束の時間に来ないことがある。こっちは遅刻すると怒られるので、時間に余裕をもって行って待つしかない。この問題は難儀なんです」と本音を漏らしたのだ。

京都市は、路駐を繰り返していた76のバス会社に警告文を送ったが、改善の兆しは見えていない。