異色の戦略で急成長するアパレルブランド。
その秘密を、フジテレビ・海老原優香キャスターが体感してきた。

20日、東京・原宿にある店舗の2階ではヨガイベントが行われていた。

ヨガ愛好者から初心者まで十数人が参加し、ヨガインストラクターの資格を持つ海老原キャスターも真剣な表情で臨んだ。

体を動かすだけではない。
イベントの特徴の1つが“ジャーナリング”と呼ばれる書く瞑想(めいそう)だ。
テーマに沿って自分の頭の中にあることを紙に書くことで、思考を整理し、新たな気付きを得ることができるという。

ジャーナリングを体験した海老原キャスターは「自分の中で夢とか目標とかを具体的にしていくことってすごく大事なんだなって思うし、物事が動くきっかけになるのかなというふうに思いました」と話した。

取材しているのは、ヨガウェアを中心に人気を集める「ルルレモン」。
この日、参加者が着ていたウェアも全てルルレモンのものだ。

参加した人は、「すごくすっきりしました。パンツもすごく柔らかくて、普段からはいているが、新しいものなので伸びが違うというか」「ハーフパンツとかよく夏場に愛用しているんですけど、締め付け感がなくて、はいてないみたいで、運動の時とかリラックスする時とか、どんなシーンでも活用できるのですごく気に入っている」と話した。

ルルレモンは1998年にカナダで誕生し、ヨガウェアを中心にスポーツウェアを展開している。
売り上げは年々上昇し、2023年の売上高は96億ドル、時価総額でアディダスを超えるなど、今や王者ナイキに次ぐグローバルブランドに成長している。

成長の理由に迫るべく、ルルレモン・アスレティカ日本法人のスチュワート・テューダー社長に話を聞いた。

海老原キャスター:
私自身ヨガインストラクターの資格を取得していて、ルルレモンのウェアは愛用させていただいているのですが、スポーツウェアブランドとかライフウェアブランドというのがたくさんある中で、今こうやって急成長できている、ルルレモンのブランドが確立できている理由というのは、1番はどんなところにあると思いますか?

ルルレモン・アスレティカ日本法人 スチュワート・テューダー社長:
理由は1つに絞れませんが、1つは製品の汎用性。ランニングでもオフィスでも着られるところです。どこでも着られることは価値のあること。快適性は着る人に最高の状態をもたらし、その人のよりよいポテンシャルを引き出す。それが結果につながったのだと思う

ルルレモンが大事にしていることの1つが、“地域に合わせた製品作り”だ。
テューダー社長は「日本のお客さんは細部にこだわりがあるし、身につける素材の情報を知りたがる。われわれはそれに合わせて調整できていると思う」と話し、ヨガのイベントで実際に着てもらい、どこが良くてどこが良くなかったのかといったお客さんの声をフィードバックして、製品作りに生かしているという。

また、ヨガイベントの開催にはもう1つの意味があるといい、テューダー社長は「きょう世界中のゲストが求めているのは製品体験だけではない。彼らはブランド体験を求めており、ブランドの一員であると感じたいのです。私たちが行う“楽しく汗をかくイベント”。それはヨガでもランでも何でもいいのですが、それは私たちの顧客と私たちの働く人々をつなぐものです。それは素晴らしいコミュニティーを作る、私たちのビジネスの非常に特徴的な部分です」と語った。