相次ぎ発覚した沖縄県でのアメリカ軍兵士の性的暴行事件を受け、玉城知事は、7月3日、政府に抗議するとともに、事件などの通報の徹底を求めました。

総理官邸や外務省、防衛省を訪れた玉城知事は、アメリカ軍による事件・事故の通報の徹底や、日米両政府が実効性のある再発防止策を早急に講じることなどを要請しました。

沖縄県・玉城デニー知事:
県や地元自治体に一切の連絡がなく、結果、県として何ら対応を取ることができなかったことは極めて大きな問題だ。

上川外務大臣は、事件について「個人的にも耐えがたい思いでいっぱいだ」とした上で、「アメリカ側に、具体策も含めしっかりと事件・事故防止の徹底を申し入れたい」と強調しました。

玉城知事は記者団に、「政府にも問題の深さを受け止めてもらえた」と述べました。