アメリカを訪問中の菅首相は、日本時間の17日未明、バイデン大統領と対面で初めての首脳会談を行い、共同声明には「台湾海峡の平和と安定の重要性」が明記された。

バイデン大統領「私たちは、自由で開かれたインド太平洋の未来を確かなものにするために、東シナ海や南シナ海、そして北朝鮮などの問題で、中国からの挑戦に協力して取り組むことを約束した」

菅首相「インド太平洋地域、世界全体の平和と繁栄に中国が及ぼす影響について、真剣に議論をした」

日米両首脳の共同声明では、中国の新疆ウイグル自治区や香港の人権状況について、「深刻な懸念」を共有するとともに、「中国との率直な対話の重要性」にも言及した。

さらに、声明は「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調する」と明記され、「両岸問題の平和的解決を促す」としている。

日米首脳会談の文書に台湾情勢が盛り込まれるのは、1972年の日中国交正常化以降では初めてとなる。

菅首相「台湾海峡、尖閣周辺では厳しい状況が続いていることは事実だ」、「平和裏に解決することを最優先にしていく」

また、菅首相は、東京オリンピック・パラリンピックの開催を実現する決意を伝え、バイデン大統領は、支持する考えを表明した。