北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記の妹・与正(ヨジョン)氏は、韓国向けの談話を発表し、「尊重し合えるなら南北首脳会談もあり得る」との見解を表明した。

与正氏は24日に続き、25日も韓国向けの談話を発表し、「南北関係を回復し、平和的安定を望む雰囲気は強烈だ」と、韓国側の姿勢を高く評価した。

さらに、「互いへの尊重が維持されれば、円滑な意思疎通が可能となる」として、「個人的な見解」と注釈を付けたうえで、2020年6月に爆破した南北共同連絡事務所の再開や、南北首脳会談を早い時期に実現できるとの考えを示した。

残り任期が7カ月余りの文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対し、南北首脳会談という大きな成果をチラつかせることで譲歩を引き出そうという狙いが見える。