前半1分に電光石火の先制点 最後まで1点を守り切って選手権準決勝へ

 第98回全国高校サッカー選手権は5日に準々決勝が行われ、等々力陸上競技場の第2試合で帝京長岡(新潟)が仙台育英(宮城)に1-0で勝利し、県勢初の選手権ベスト4入りを果たした。

 帝京長岡は前半1分、スローインをゴールライン付近でキープしたFC町田ゼルビア内定のFW晴山岬がマイナスのパスを返すと、そこに京都サンガF.C.内定のMF谷内田哲平が走り込んだ電光石火の先制ゴール。2016年度と18年度にU-18全日本フットサルの王者に輝いているテクニック集団は、正確なパスワークでゲームの主導権を握った。

 一方でサンフレッチェ広島の城福浩監督の実兄、城福敬監督が率いる仙台育英は、MFからFWまでのスタメンが全員1、2年生という構成で、シンプルな攻撃ながら迫力あるペナルティーエリアへの侵入を見せたが、同点ゴールを奪うには至らず、帝京長岡が1-0でリードしてハーフタイムを迎えた。

 後半に入ると仙台育英は1点を追う状況に攻撃姿勢を強めようとしたが、逆に帝京長岡がカウンターで決定機を演出。しかし、帝京長岡もゴール前でのシュートミスが目立ち追加点を奪えずに時間が進んだ。

 仙台育英はセットプレーもなかなか獲得できず、最後まで1点が遠くそのまま試合終了。開始直後の先制ゴールを守り切った帝京長岡が新潟県勢として初の選手権ベスト4を勝ち取り、準決勝では前回王者の青森山田と対戦する。

Football ZONE web編集部