WBA戦でセンターライン付近から相手選手を寄せ付けずにドリブルで疾走

 ウォルバーハンプトンのスペイン代表FWアダマ・トラオレは、現地時間16日に行われたプレミアリーグ第19節ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)戦(2-3)で圧巻の50メートルドリブルを見せ、「このロケットスタートは驚異的」と反響を呼んでいる。

 マリ出身の両親を持つバルセロナ生まれのトラオレは、8歳でバルサに入団し、2013年には17歳でトップチームデビュー。その2年後となる2015年にアストン・ビラへ移籍した。翌年にはミドルスブラへ渡り、現在はウォルバーハンプトンで所属3年目。昨年10月にはスペイン代表にもデビューを果たしている。

 その強靭な肉体と圧倒的なスピードを武器とするトラオレは、WBA戦で本領を発揮した。後半26分、右サイドのセンターライン付近でボールを受けると、相手選手2人が行く手を阻もうとするなかで、強引に縦突破を敢行。元イングランド代表DFキーラン・ギブスを振り切り、さらにカバーしようと試みるMFロメイン・ソーヤーズも追いつかせない圧巻のドリブルで敵陣のタッチライン際まで持ち運んだ。

 ゴール前へのクロスはクリアされてしまったが、ピッチ半分を駆け抜ける圧巻の個人技に、スペイン紙「AS」も注目している。

「アダマは3人のライバル相手に口笛を吹きながら勝利。このロケットスタートは驚異的。ウルブスはスペイン代表のアタッカーによるこの並外れたプレーで3-3に追いつくことはできず、(ポルトガル人FW)ファビオ・シルバが上手くフィニッシュできなかった」

 周囲を驚かせる規格外のプレーは今後も増えていきそうだ。

Football ZONE web編集部