クリスタル・パレスに“取りこぼし”、首位シティとのダービーマッチへ不安残す

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間3日のクリスタル・パレスと対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。首位マンチェスター・シティとの勝点差を詰めるチャンスを不意にした“赤い悪魔”の無気力な戦いぶりにクラブOBの解説者、ギャリー・ネビル氏が「夢遊病のようなプレー」と苦言を呈した。

 現在はマンチェスター・シティが公式戦21連勝と絶好調で、プレミアリーグの首位を快走。その背中を追う集団の先頭を走っているのが2位のマンチェスター・ユナイテッドだ。3月7日の直接対決を前にシティとの差を広げられないためにも、13位クリスタル・パレスとのゲームでは取りこぼしの許されない状況だった。

 しかし、ユナイテッドは最後までゴールを奪うことができず、前節チェルシー戦に続く2試合連続のスコアレスドロー。27節を終えた時点で勝点は51で、シティとの勝点差は14となった。

 クラブOBのネビル氏はクリスタル・パレス戦のパフォーマンスには覇気が感じられず、優勝争いを諦めたようにも感じるものだったと古巣に苦言を呈している。

「マンチェスター・ユナイテッドは前半よりも後半のほうが悪かった。日曜日にエティハド(マンチェスター・シティの本拠地)に向かう前に、自分たちにプレッシャーを掛けてしまった。

 彼らを見ていると、夢遊病的に自らトップ4争いの戦いに入っているように感じる。彼らはここ数週間の間に非常に多くの勝点を落としている。

 とても無気力で、切迫感もない。私は彼らができること全てをやりきることを期待している。だが、引き分けでもいいと思っているようで、その危険性を全く感じていないようだ。もしエティハドで負けるようなことがあれば、他のチームが自分たちに迫ってくるだろう」

 このように語っているネビル氏はさらに「彼らはただ試合を終わらせたいようにしか見えない。試合を通して夢遊病のようなプレーだった。ひどい、本当にひどかった」とユナイテッドの試合内容を酷評した。ユナイテッドはリーグ戦直近5試合で1勝4分と勝ちきれない試合が続いている。

 同日の試合でバーンリーと引き分けた3位レスター・シティとの勝ち点差(1差)を広げることもできず、足踏みとなったユナイテッド。4位のウェストハム(同45)、5位チェルシー(同44)、6位リバプール(同43)、7位エバートン(同43)と上位争いをする他のクラブとの差も決して楽観できる状況ではない。

 タイトルレースの行方を占う重要なマンチェスター・ダービーでユナイテッドは悪い流れを断ち切ることができるだろうか。

Football ZONE web編集部