CLレアル戦後、「ミニ・クーパー」で本拠地を後にする瞬間に海外メディア注目

 チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテは、現地時間5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦レアル・マドリード戦(2-0)で2ゴールに絡む活躍を見せた。9シーズンぶりの決勝進出に貢献し、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも輝いたなか、“質素な愛車”が海外メディアで注目を集めている。

 CL準決勝第1戦に続きスタメンに名を連ねたカンテは、出色のパフォーマンスを披露。前半28分、味方とのパス交換からドイツ代表MFカイ・ハフェルツへパスを通し、同FWティモ・ヴェルナーの先制点へつなげると、後半40分には鋭いボール奪取からチーム2点目の起点に。攻守の要として機能したカンテは第1戦に続きMOMに選ばれ、チェルシーの決勝進出に大きく貢献した。

 試合終了後、カンテは本拠地スタンフォード・ブリッジを去る際、ファンに囲まれるなかで愛車に乗って帰路についたが、乗車していたのは「ミニ・クーパー」だった。

 海外サッカーサイト「BeSoccer」は、「2015年のミニ・クーパーでカンテはスタンフォード・ブリッジを去った」と見出しを打ち、レポートしている。

「カンテはチェルシーがレアル・マドリードに勝利した際の偉大な英雄だった。チームを決勝に導いたあと、何十人ものファンから絶賛されたが、誰もが注目したのは彼が運転していた車だ。2015 ミニ・クーパーSは金額1万2000ユーロ(約160万円)。彼がレスターでプレミアリーグチャンピオンに輝いた際、最初の給料で買った車だ。2018年に自動車事故に遭い、車体の左側を損傷した。しかし、それは彼が愛車を変えるのに十分な理由ではなかった」

 一度は事故に遭いながらも、引き続き愛用しており、当時「僕が車好きなタイプではなく、若い頃は特に車を持つことにこだわりはなかった」と語っていたという。

 中盤で黒子役に徹し、チームに貢献するスタイルを表すかのように、高級車を選ばない“謙虚な姿”にカンテの人柄が表れているのかもしれない。

Football ZONE web編集部