ルイス・エンリケ監督、シティDFラポルテのスペイン代表招集を検討と現地紙報道

 マンチェスター・シティに所属するフランス出身のDFアイメリク・ラポルテがスペイン代表入りに向かっていることが分かった。ジョゼップ・グアルディオラ監督が「世界最高の左CB」と称した26歳がついに“代表デビュー”の時を迎えようとしている。

 ラポルテはフランス・アジャンの出身で、幼少期をフランス領バスクのバイヨンヌで過ごした。2010年にバスクにルーツを持つ選手のみで戦うスペイン1部アスレティック・ビルバオの下部組織に加入し、12年にトップデビュー。同クラブで元フランス代表DFビセンテ・リザラズ氏以来2人目となる国外出身選手となった。

 代表ではこれまでフランスの世代別代表の一員としてプレー。A代表にも招集された経験があるが、出場歴はなかった。2018年に当時のクラブ史上最高額の5700万ポンド(約88億円)でマンチェスター・シティに移籍。あのグアルディオラ監督から「世界最高の左CB」と大絶賛されるほどの実力者だが、“代表0キャップ”という意外な経歴だった。

 そんな26歳が大きな転機を迎えたようだ。マルカ紙によれば、スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督はスペインサッカー連盟(RFEF)の理事会に対し、欧州選手権に向けてラポルテの招集を検討するように依頼したという。ラポルテ本人もこれに乗り気のようで、スペイン代表招集に向けて必要な書類の準備作業はすでに始まっているという。

 ラポルテの招集についてRFEFは国際サッカー連盟(FIFA)からの最終確認を待っている段階だが、この確認も形式的なもので、12日にも正式に承認される見通し。マルカ紙は「(ラポルテは)セルヒオ・ラモス、エリック・ガルシア、パウ・トーレス、イニゴ・マルティネスと並ぶルイス・エンリケの選択肢となるだろう」と報じている。

 フレン・ロペテギ元監督(現セビージャ)が率いていた2016年当時からスペインはラポルテの招集に関心を持っていたとされる。5年越しの思いが実り、ついに“ラ・ロハ”でプレーするラポルテの姿を見ることができるかもしれない。

Football ZONE web編集部