レスターがFA杯で悲願の初優勝、ティーレマンスが殊勲の決勝ミドル弾

 レスター・シティは現地時間15日に行われたFAカップ決勝でチェルシーを1-0で下し、初優勝した。決勝点はベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスの鮮やかなミドルシュートだったが、24歳のMFは試合後のインタビューでこのゴールにまつわる裏話を明かしている。

 プレミアリーグでもトップ4争いを繰り広げる両チームによるファイナル。試合の結果を決めたのは、訪れた2万人の観客を沸かせる“ゴラッソ”だった。

 一進一退の攻防が続いて迎えた後半18分、レスターは相手陣内でボールを奪い、そのままショートカウンターを発動。中央でパスを受けたティーレマンスはドリブルで運び、そのままペナルティーエリアの外から思い切り良く右足を振り抜く。インフロントキックで蹴り出された鋭いシュートは、GKの手が届かないゴール左上隅に突き刺さった。

 守っても、守護神のデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルがビッグセーブを連発するなど、チェルシーをシャットアウト。レスターは虎の子の1点を守りきり、52年ぶり5度目の決勝進出で悲願の初優勝を飾った。

 殊勲のティーレマンスは試合後の「BBC One」のインタビューで、豪快なミドルシュートは友人からのメッセージにインスピレーションを受けたものだったと明かしている。

「素晴らしい気分だ。アメージングだね。チームの勝利を手助けするゴールを決められて本当に嬉しい。本当にタイトなゲームだったけど、決勝であのようなゴールを決めることができて本当に良かった。今朝、トップコーナーを狙えというメッセージをもらっていて、その通りに狙ったんだ」

 友人からの“お告げ”を受けたティーレマンスは、その言葉通りゴール左のトップコーナーに強烈な一撃を蹴り込んだ。英紙「デイリー・メール」はこのエピソードを受けて、ティーレマンスが「FAカップ決勝で素晴らしいロングシュートを決める運命にあったと考えている」と伝えた。この運命的なゴラッソは、クラブ史上初のFAカップをもたらした重要なゴールとして、歴史に深く刻まれることになるだろう。

Football ZONE web編集部