メンバー発表前最後の一戦、ジャマイカA代表相手にゴールラッシュで4-0大勝

 東京五輪の最終メンバー選考前ラストマッチとなったU-24日本代表とジャマイカA代表の国際親善試合が12日に豊田スタジアムで行われ、前後半それぞれ2点ずつを奪う攻撃的なサッカーを展開して4-0で勝利した。

 日本はこのジャマイカ戦を終えると、今月下旬には18人の最終メンバー発表を控える。DF吉田麻也、DF酒井宏樹、MF遠藤航のオーバーエイジ3人がいずれもスタメン出場し、2列目の左サイドハーフにはMF三笘薫、最前線にはFW前田大然が起用された。

 立ち上がりこそジャマイカが日本陣内に入り込む場面があったが、次第に試合のペースは日本へ。三笘のドリブル突破であわやPK獲得というシーンも作れば、MF久保建英のシュートがゴールポスト直撃、右からMF堂安律が際どいシュートやラストパスという場面もあったが、ゴールだけが生まれず試合が進んだ。

 そして前半32分、飲水タイム明けでジャマイカが集中を欠いた日本ボールのスローインで、久保が堂安と位置を入れ替えて右サイドに出てボールを受けると、そのままドリブルでカットイン。低い強烈なシュートを放つと、ブロックに来た相手DFとGK両者の股を連続で抜いてゴールへ。

 さらに同42分には遠藤がインターセプトから攻撃参加し、前線でのパス交換の後にミドルシュートで貴重な追加点を奪い、日本が2-0とリードしてハーフタイムに突入した。後半に向け日本はFW上田綺世、追加招集のDF瀬古歩夢、メンバー最年少18歳で飛び級招集のGK鈴木彩艶が交代でピッチに立った。

 そして同12分、センターサークル付近で中央に持ち出した三笘から丁寧なスルーパスが前線に抜けると、反応した上田が相手GKとの1対1で冷静なループシュートを決めて3-0とリードを広げた。上田は5日のU-24ガーナ代表戦に続く連続ゴールで、猛アピールを見せた。

 直後に日本はDF橋岡大樹とMF相馬勇紀を投入して3バックに変更。すると同19分には相馬のアシストで堂安が追加点を奪い4-0とした。その後も橋岡の際どいクロスや、途中出場のMF三好康児が相手GKにプレスをかけてあわやゴールという場面も作り、日本が終始攻撃的に展開したゲームはそのまま終了した。

 オーバーエイジは3人ともフル出場し、U-24世代の選手たちとの組み合わせやコンビネーションもテストされた。今後は6月下旬に最終メンバー18人を決定した後、7月12日にU-24ホンジュラス代表、17日にU-24スペイン代表と親善試合を行い、東京五輪本大会へと臨む。

Football ZONE web編集部