オウンゴールでの“大会第一号”はEURO史上初、失点シーンに海外熱視線

 新型コロナウイルスの影響により、開催が1年遅れていた欧州の最強国を決める伝統の欧州選手権(EURO)が現地時間11日に開幕し、オープニングマッチはローマのスタディオ・オリンピコで、イタリアがトルコ相手に3-0の快勝を収めた。この試合で大会第一号となったトルコ代表DFメリフ・デミラルのオウンゴールに海外メディアが注目している。

 ロベルト・マンチーニ監督率いるイタリア代表はEURO予選を10戦全勝で突破し、開幕戦のトルコ戦に臨んだ。会場がローマということもあり、大きな歓声を受けるイタリアが試合序盤から主導権を握る展開が続き、チャンスを何度も作るものの、ゴールを奪うことができず、スコアレスで折り返す。後半に入ってもイタリアが一方的に押し込み、ついに均衡が崩れる。

 同8分、敵陣中央でボールを受けたMFニコラ・バレッラが右サイドに張っていたMFドメニコ・ベラルディへパスを供給。ボールを受けたベラルディは細かいステップでペナルティーエリア内へ侵入し1人をかわして敵陣深くまで運ぶ。右足でクロスを上げると、相手DFメリフ・デミラルの腹部にボールは当たりオウンゴールを誘発した。

 イタリアはさらに同21分、DFレオナルド・スピナッツォーラのシュートのこぼれ球をFWチーロ・インモービレが詰めて追加点を奪取。さらに同34分、敵陣で相手ボールを奪い、ショートカウンターから最後はインモービレのパスを受けたFWロレンツォ・インシーニェがダメ押しの3点目を決めた。試合はそのまま終了し、完璧な試合運びをしたイタリアが快勝を収めた。

 そんななか、海外メディアが大会第一号ゴールをなったオウンゴールに注目している。英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「メリフ・デミラルがコミカルなオウンゴールを決め、イタリアがトルコ相手にリード」と取り上げている。

 データ会社「OPTA」によると、「EUROの歴史上で、大会初ゴールがオウンゴールだったのはこれが初めて」だとされ、トルコにとっては“屈辱的”なオウンゴールが、あらゆる面で脚光を浴びる形となった。

Football ZONE web編集部