ブラジルメディアが日本の“戦力”を評価、希望どおりのOA招集は「前例のない偉業」

 森保一監督率いるU-24日本代表は22日、東京五輪に臨む本大会登録メンバー18人を発表した。オーバーエイジのDF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)、MF遠藤航(シュツットガルト)をはじめ、MF堂安律(ビーレフェルト→未定)やMF久保建英(ヘタフェ)など順当な顔ぶれとなったが、このメンバー選考にブラジルメディアは「可能な限り最強のチームを招集することができた」と注目している。

 東京五輪での躍進を狙うU-24日本代表は、6月シリーズにオーバーエイジ3選手を招集。A代表との“兄弟対決”には0-3で敗れたものの、その後はU-24ガーナ代表に6-0、ジャマイカA代表に4-0と勝利した。充実した内容のゲームを展開したことで、6月に起用された選手がベースとなり、堂安や久保、DF冨安健洋(ボローニャ)、MF三笘薫(川崎フロンターレ)、FW上田綺世(鹿島アントラーズ)など“サプライズ”のない「順当な18人」の発表となった。

 そうしたなか、2016年リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した“王国”ブラジルのメディア「グローボ・エスポルチ」は、「金メダルを夢見て、日本は勢揃いしたオリンピックチームを発表」と見出しを打ち報道。森保監督が金メダル獲得を公言していることに触れながら、「大胆な目標だったが、開催国という要素のおかげでJFAはJリーグやヨーロッパのクラブに選手派遣を拒否されることなく、可能な限り最強のチームを招集することができた」と記している。

 そして1996年アトランタ大会以降に、日本が招集してきたオーバーエイジの顔ぶれにも注目。これまでは所属クラブによる選手派遣の制約などがあり、「彼らは完全な力でプレーしたことがない」と説明したうえで、吉田、酒井、遠藤という3人のオーバーエイジを招集できたのは「前例のない偉業」としている。

 堂安、久保、三笘が並ぶ2列目トリオについても「才能が溢れている」と綴るなど、“フルメンバー”の日本の戦力を紹介。かつてないほどの充実した陣容で、自国開催の五輪に臨むと海外メディアは見ているようだ。

Football ZONE web編集部