練習わずか2回での先発起用は、信頼の証であり、他のオプションの不甲斐なさだと指摘

 今夏にアーセナルに加入した日本代表DF冨安健洋は、11日に行われたプレミアリーグ第4節ノリッジ・シティ戦(1-0)で、いきなりスタメンに名を連ねて新天地デビューを果たした。18日にはプレミアリーグ第5節バーンリー戦を控えるなか、英メディアはミケル・アルテタ監督からの「信頼の証」だと表現している。

 イタリアのボローニャで2シーズンを過ごし、センターバックとサイドバックの両ポジションでハイレベルなパフォーマンスを見せてきた冨安は、8月31日の移籍市場最終日にプレミアリーグの名門アーセナルへの完全移籍が決定。アルテタ監督は、早速新加入の冨安をノリッジ戦で先発起用し、アーセナルに所属する日本人選手では元日本代表FW宮市亮(現横浜F・マリノス)に次ぐ2人目のリーグ戦出場となった。

 ノリッジ戦で後半17分までプレーした冨安は、アーセナルデビュー戦でボールタッチ49回、シュート2本、空中戦勝利7回、クリア2回、パス成功率69%を記録。英メディアからも高評価を受けた。

 英メディア「The Athletic」によれば、冨安が62分間のプレーにもかかわらず、ポゼッションを5回自軍に取り返し、これはスコットランド代表DFキーラン・ティアニー、ブラジル人DFガブリエウ、イングランド代表DFベン・ホワイトと並んだ4バックで最多だったという。

「アルテタ監督がわずか2回のトレーニングでトミヤスをスタメンに投入する準備ができていたという事実は、新たに契約した彼への信頼の証であり、代替案への信頼への不足でもある。カラム・チャンバース、セドリック・ソアレスがシーズンの早い段階で右サイドバックの役割で失望され、エインズリー・メイトランド=ナイルズは中盤で必要とされた。トミヤスの適応は、優れた英語を話せるということに助けられている。プレミアリーグ移籍はキャリアの目標であり、彼は勉強を続けてきた。ピッチ上でのコミュニケーションははるかに簡単になる」

 バーンリー戦に向けたトレーニングでは、アルテタ監督から指示を受ける場面も見られた冨安。デビュー戦をきっかけに、最終ラインのレギュラーの座にしっかりと就けるか、大きな期待が懸かる。

Football ZONE web編集部