18歳でA代表デビューのハドソン=オドイ、招集から遠ざかりFAに不満か

 チェルシーのFWカラム・ハドソン=オドイは2019年に18歳でイングランド代表デビューを果たしたが、その後は代表から遠ざかっている。20歳の俊英は代表チームをガーナに変更して、来年のカタール・ワールドカップ(W杯)出場を目指す可能性が浮上しているという。英紙「デイリー・メール」が報じた。

 ハドソン=オドイはチェルシーの下部組織で育ち、17歳でトップチームデビュー。期待の逸材として注目を集めた。2019年には18歳135日でイングランド代表デビューも飾り、これまで3試合に出場している。

 しかし、順風満帆だったキャリアも、その後は怪我や素行の問題などによって伸び悩む時期が続いており、最近ではイングランド代表の招集からも遠ざかっている。イングランド代表の攻撃的なポジションでブカヨ・サカ(アーセナル)、ジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド)、フィル・フォーデンやジャック・グリーリッシュ(ともにマンチェスター・シティ)といった選手が代表に定着してきたこともハドソン=オドイにとっては向かい風となっているが、招集すらされない現状を受けてFA(サッカー協会)に対する不満を募らせているという。

 チェルシーではトーマス・トゥヘル監督の下でウイングバックの新境地を開きつつあるが、W杯出場を目指してガーナ代表に変更する可能性があるようだ。

 記事によれば、ハドソン=オドイはイングランドとガーナの二重国籍を持っており、イングランド代表として公式大会に出場したことがなく、また出場した試合もすべて21歳未満でのものだったため、代表変更が可能だという。

 ハドソン=オドイはガーナと親密な関係を続けており、今夏に同国の首都アクラを訪れ、ナナ・アクフォ=アド大統領、スポーツ大臣のムスタファ・ウシフ氏、ガーナサッカー協会のクルト・オクラフ会長と面会したという。

 代表チームの変更は最後にイングランド代表でプレーしてから3年が経過する2022年11月まで待つ必要があるものの、同年11月21日に開幕するカタールW杯には間に合う見込みのようだ。20歳の若者が大きな決断を下そうとしている。

Football ZONE web編集部