ユベントスのマタイス・デ・リフト獲得へクラブ記録の移籍金を準備と海外指摘

 チェルシーは夏の移籍市場でセビージャに所属するフランス代表DFジュール・クンデの獲得に動いていたが、クラブ間交渉がまとまらずに移籍は実現しなかった。ブラジル代表DFチアゴ・シウバも今季限りで契約満了を迎えることから、センターバックが補強ポジションとなっているチームは、新たなターゲットに対して、クラブ記録の移籍金を準備しているようだ。スペイン紙「AS」が報じた。

 欧州王者のチェルシーが獲得を目指すとされるのは、ユベントスの22歳オランダ代表DFマタイス・デ・リフトだ。移籍市場最終日に、4300万ポンド(約65億円)の移籍金でクンデの獲得に動いたチェルシーだったが、セビージャが契約解除条項の満額となる6850万ポンド(約104億円)を要求したことで、交渉が決裂した。

 今夏、チェルシーは、イングランド代表DFフィカヨ・トモリ、フランス代表DFクル・ズマ、イングランド人DFマーク・グエヒを放出。さらに、T・シウバも今季限りで契約満了を迎え、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーも他クラブからのオファーを受けているとされており、去就は不透明だ。

「AS」紙は、「チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏は2024年までユベントスとの契約が残るデ・リフトを高く評価している。チェルシーは1億2000万ユーロ(約156億円)を支払う見込みだ」と報じた。

 2019年にアヤックスからユベントスへ移籍したデ・リフトは、その将来が有望視されていた。しかし、イタリアへ渡ってからは、批判を浴びることも少なくない。今季セリエA第3節のナポリ戦(1-2)では先発を外れ、続くACミラン戦(1-1)は欠場と、ビッグマッチでの居場所が確実でなかったことから、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の信頼を獲得し切れていない状況も窺える。

 デ・リフトの代理人であるミノ・ライオラ氏は、「デ・リフトは欧州でも最高のセンターバックの1人だ。彼はユベントスを今季限りで去る可能性もある。移籍市場とはそういうものだ」と、イタリア紙「トゥット・スポルト」に語っており、選手の移籍に前向きのようだ。

 今夏にはベルギー代表FWロメル・ルカクをクラブ史上最高額となる1億1500万ユーロ(約144億円)で獲得したチェルシーだが、来夏にはその記録を更新することになるのだろうか。

Football ZONE web編集部