インテルの副会長のサネッティ氏、「三冠」を達成したシーズンに言及

現在、イタリア・セリエAの強豪インテルの副会長を務めるハビエル・サネッティ氏が、ゲームアプリ「sorare」のインタビューに応じ、キャプテン論や三冠制覇の思い出を語った。

 元アルゼンチン代表のサネッティ氏は、現役時代に長年インテルのキャプテンを務めた。主に右サイドバックとして常にチームに貢献し、監督が次々と代わっていく中でも「名キャプテン」としてチームを支えた。日本代表DF長友佑都が加入した際、お辞儀パフォーマンスをともにする姿を記憶しているファンもいるかもしれない。

 そのサネッティ氏は、常にスター軍団だったインテルのキャプテンについて「それを務めることは大きな責任がある。ロベルト・バッジョ、ロナウド、エトー、ズラタン・イブラヒモビッチといった偉大な選手たちのキャプテンを務めたんだからね」と笑う。

 それでも、その神髄にあるものを「キャプテンとは、声高に叫ぶ人ではなく、手本となる人のことなんだ」と話す。背中でチームを引っ張ってきた姿そのものが、サネッティ氏のキャプテン像のようだ。

 そして2009-10シーズン、ジョゼ・モウリーニョ監督の指揮下でセリエA、イタリア杯、決勝でドイツ王者バイエルン・ミュンヘンを下してUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を全て制する「三冠」を達成したシーズンについて振り返った。

「強烈で特別な1年で、全てに大きなチャンスだと感じていた。ジョゼは、個性豊かな素晴らしい選手たちをまとめた。最後の2カ月間には、2つの決定的な試合があった。チェルシーとの試合は複雑で、バルセロナとの試合は早い段階での決勝戦だった。そして本当の決勝戦、サンチャゴ・ベルナベウ(レアル・マドリードの本拠地)で、あのスタジアムが象徴するすべてのものを手に入れたんだ。

 私はキャプテンとして、カップを持ち上げてミランに持ち帰る特権を持っていた。これは、クラブとサッカーの歴史に残るもの。私にとっては、夢が実現したようなものだったよ」

 インテルで伝説的な選手としての地位を確立し、現在は副会長としてクラブを支えてるサネッティ氏は、まさに永遠のキャプテンと呼ぶべき存在だと言えるはずだ。

Football ZONE web編集部