サンパウロを退団し現在無所属、古巣バルセロナへの繋がりが深いことを強調

 ブラジルの名門サンパウロを退団し、フリーとなったブラジル代表DFダニエウ・アウベスが古巣バルセロナに復帰する可能性を示唆している。スペイン紙「スポルト」のインタビューで明かした。

 今夏の東京五輪にオーバーエイジで参加し、2大会連続での金メダル獲得に貢献したD・アウベス。大会後にサンパウロへ戻ったが、給与未払い問題が解決しなかったことからクラブとの契約を解除し、現在は所属クラブがない状況だ。

 クラブと代表でサッカー界歴代最多の43タイトルを獲得してきた38歳の大ベテランはインタビューで「バルサが私を必要として、私を求めているなら、どこにいようとバルサの思うがままだ。このクラブに対する愛情や尊敬の念はとてつもなく大きい」と2008年から2016年までプレーした古巣バルセロナへの繋がりが今でも深いことを強調し、「バルサが私を必要としているなら私を呼べばいい」とオファーがあればプレーする準備があると語った。

 アウベスは自身の経験が、若い選手の多い今のバルサの役に立つと考えているようだ。深刻な財政難によるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団、不振によるロナルド・クーマン監督への逆風などネガティブな話題が多いなかで、バルサを手助けする意志があることを明かした。

 スペインのスポーツ専門チャンネル「Esport3」の番組「Onze」によると、アウベスはすでにバルセロナのスポーツ部門の幹部に連絡をとり、来年1月1日からの加入を自ら申し出たとも伝えられている。お金は問題ではなく、アウベスは“低コスト”での条件を受け入れる構えだという。また、アウベスはバルセロナ加入を最優先としており、他のクラブからのオファーは保留とするように代理人に伝えたとも報じられている。

 超攻撃的右サイドバックとして鳴らしたアウベスも年齢を重ねた今はトップ下や中盤で起用されるなどプレーの幅を広げている。メッシら主力選手の退団で経験値不足のバルサにとって貴重な戦力となることは間違いない。およそ5年半ぶりの復帰は実現するだろうか。

Football ZONE web編集部