元豪代表ケーヒル氏、カタールW杯で使用される新スタジアム落成式に参加

 2022年カタール・ワールドカップ(W杯)の舞台となるアル・タママ競技場が22日(日本時間23日)に落成式を行なった。大会アンバサダーを務めている元オーストラリア代表のティム・ケーヒル氏もイベントに参加。W杯本番で森保ジャパンも降り立つかもしれない最新鋭スタジアムの魅力を語ってくれた。(取材・構成=Football ZONE web編集部)

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 カタールW杯に向けて新設されたスタジアムとしては5番目の落成式となったアル・タママ競技場。日本の天皇杯に当たるアミール・カップ決勝直前に行われた落成式には、満員の4万人の観衆が詰めかけた。観客はカタール国内在住者で購入時に新型コロナウイルスのワクチンを2度接種済みの証明書の提示を求められており、観戦拡大対策も講じられた上での開催となった。

 日本の天皇杯に当たるアミール・カップ決勝直前に行われた落成式に、元ブラジル代表DFカフー氏らアンバサダーとともに参加したケーヒル氏は「Football ZONE」の取材に応じ、「素晴らしいスタジアムで、最高のお披露目式になりました。このスタジアムは冷房システムなど、最新鋭の施設を完備しています。私自身もドイツ、南アフリカ、ブラジルとW杯を戦いましたが、大会用に建設されたスタジアムに足を踏み入れる機会はありませんでしたが、他の国では見られない施設になった。知れば知るほど素晴らしい。スタジアム内は涼しいですし、ピッチに降り立つ選手もよりトップパフォーマンスを発揮できるような環境だと思います」と語った。

 中東の熱砂のイメージのカタール。10月でも日中の気温は35度に迫るが、スタジアムの座席とピッチ上はなんと21度。選手は暑さでスタミナを消耗するリスクはなくなったという。屋外との14度近い温度差で、サポーターは上着の必要性を感じるかもしれない。

 W杯公式スタジアムの中でも、今回のアル・タママ競技場には特徴があるという。ケーヒル氏は「他のスタジアム以上に、この白く美しい競技場はアラブ文化を表現しています。デザインはカタールの伝統的な帽子ガフィヤをシンボルにしています。最新鋭スタジアムに足を踏み入れれば、目の肥えた日本サポーターのみならず、海外のフットボールファンも圧倒されると思いますよ」

 日本代表戦でゴールを量産したジャパンキラーはこう解説してくれた。現在アジア最終予選2勝2敗と想定外のスタートとなった森保ジャパンは、この最新鋭スタジアムにたどり着くことができるだろうか。

Football ZONE web編集部