前半10分にユンカー、同42分に関根がゴールを決め、優位にゲームを進める

 第101回天皇杯は27日に各地で準々決勝が行われ、浦和レッズはガンバ大阪に2-0で勝利。12月のJ1リーグ終了後に行われる準決勝進出を果たした。

 両者は今月16日のリーグ戦で対戦し、ホームの浦和が多くのチャンスで決定力を欠き、試合終盤に双方がPKで1点ずつを奪っての引き分けで終了。今回は大阪の吹田スタジアムで行われるゲームになった。

 このゲームでは、浦和が決定機をものにする立ち上がりを見せた。前半10分、G大阪のゴールキックのこぼれ球を浦和MF平野佑一がハーフボレーで最終ライン背後へ供給すると、FWキャスパー・ユンカーが抜け出してペナルティーエリア内の左サイドから強烈な低いシュートをファーサイドに蹴り込んで先制点をマークした。

 試合は全体的に浦和がボールを持ちつつ、G大阪はFWパトリックにシンプルに当てたボールを起点にした攻撃を見せた。そのなかでG大阪は同40分、左サイドからのフリーキック(FK)をDF菅沼駿哉がニアサイドで合わせるも、浦和GK西川周作がファインセーブでゴールを守った。

 すると前半42分、浦和は左サイドからDF山中亮輔がファーサイドにクロスを入れると、FW江坂任がヘディングで落としたところに走り込んだMF関根貴大が左足で蹴り込んで追加点。浦和が2-0とリードを広げてハーフタイムを迎えた。

 G大阪は後半11分、浦和DFアレクサンダー・ショルツが入れた縦パスをMF奥野耕平がヘディングで跳ね返すと、ボールはFW宇佐美貴史へ。フリーで受ける形になった宇佐美はゴール正面からフリーで右足シュートを放つ決定機を迎えたが、ボールは枠外に飛んだ。さらに同12分には、ペナルティーエリア内のこぼれ球をパトリックが押し込みにかかるビッグチャンスを迎えたが、今度は西川がファインセーブ。追撃の1点を奪い切れなかった。

 浦和のリカルド・ロドリゲス監督はユンカーに代えてMF小泉佳穂を投入し、ボール保持を安定させてG大阪の攻撃回数を減らした。一方の松波正信監督は3人の同時交代でリズムを変えにかかったが、ゴール前へ侵入する場面は増やすことができず、このまま2-0で浦和が勝利した。

 浦和は12月12日の準決勝で、名古屋グランパスに3-0で勝利したセレッソ大阪と対戦する。

Football ZONE web編集部