名門ユベントスにキャピタルゲインの関するスキャンダル疑惑

 イタリア・セリエAの名門ユベントスは、現在キャピタルゲインの関するスキャンダルが浮上している。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、この疑惑により首脳部が交代となった場合に、次期会長に元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏らのOBも浮上していると報じている。

 ユベントスは2020年と21年の6月30日の決算で計上した財務諸表について、選手登録権からの収入という項目についてアンドレア・アニェッリ会長とパベル・ネドヴェド副会長を含む、すでに退団した幹部も含む一部の人物が捜査対象になっている。これらは、ユベントスがイタリア国内で上場企業であることからも不正なキャピタルゲインの増加という疑惑となっている。

 近年では、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスがバルセロナを退団した際に獲得を狙い、EU圏外枠から外すための市民権取得に関して不正を働いという疑惑も浮上した。そうしたことも起こっているなかでは、上層部の一掃につながる可能性が指摘されている。

 その状況で、レポートでは現役時代に長年「10番」を付けて活躍したデル・ピエロ氏や、そのパートナーとしてコンビを組んだ元フランス代表FWダビド・トレセゲ氏、下部組織出身で長年プレーした元イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオ氏の“入閣”が候補に挙がっているという。また、以前ユベントスの強化責任者を務め、現在はインテルの最高経営責任者を務めるジュゼッペ・マロッタ氏の復帰も候補に挙がった。

 かつてセリエBへの降格にもつながったカルチョ・スキャンダルから10年以上が経ったものの、近年の疑惑もありグレーな印象の強いユベントスは、レジェンドにイメージの回復を託すことになるのだろか。

Football ZONE web編集部