復帰と離脱を繰り返すバルセロナ10番FWアンス・ファティにシャビ監督が言及

 FCバルセロナで10番を背負うスペイン代表FWアンス・ファティの悪夢が続いている。バルサの至宝は現地時間1月20日の国王杯4回戦アスレティック・ビルバオ戦(延長2-3)で左足のハムストリングを負傷して途中交代を余儀なくされた。復帰と離脱を繰り返す負のスパイラルに苦しむファティについて、シャビ・エルナンデス監督は「精神的な回復」を求めた。スペイン紙「スポルト」が報じている。

 19歳のファティのキャリアは怪我との戦いだ。2020年11月に左膝の内側半月板の手術を受けて約10か月間の長期離脱を余儀なくされた。昨年9月に戦線復帰を果たすも、次はハムストリングの怪我に悩まされており、昨年11月からおよそ2か月間の離脱が続いていた。

 復帰2戦目となったアスレティック・ビルバオとの試合、ファティは後半16分から途中出場を果たしたが、またもハムストリングを痛めて延長前半6分で無念の再交代。ピッチを離れる際には涙を浮かべていたとされる。昨年11月と同じ怪我を再発したようで、手術を受けるかどうかは24日にクラブが判断するという。

 バルセロナを率いるシャビ監督はファティの状態を気遣い、精神的なケアが必要だと語っている。

「彼にはまず精神的に回復してほしいし、愛情を注ぎたい。彼にとっては困難の時だが我々には彼が必要だ。彼にはもう二度と怪我を繰り返してほしくない。これから彼の復帰プランを考える。月曜日(24日)にはファティと一緒にどうするべきかを決定するよ」

 16歳で華々しいトップチームデビューを飾ったファティ。昨夏に退団したリオネル・メッシから背番号10を受け継いだが、今季は公式戦10試合(5得点)の出場にとどまっている。この負の連鎖から抜け出し、ベストコンディションを取り戻すことはできるだろうか。

FOOTBALL ZONE編集部