エンポリ戦で後半43分までプレー

 イタリア1部ラツィオは5月12日、セリエA第36節エンポリ戦で2-0と勝利を収めた。先発したMF鎌田大地は後半43分までプレーし、多くのチャンスを作り出した。イタリアの各メディアは鎌田のパフォーマンスを高く評価している。海外サッカーサイト「One Football」が報じている。

 イゴール・トゥドール監督の就任後、チームの中心選手となっている鎌田は、リーグ戦7試合連続となる先発起用されたエンポリ戦でも存在感を示した。ラツィオは前半アディショナルタイム3分に、コーナーキック(CK)からMFマッティア・ザッカーニのクロスをDFパトリック・ガバロンが決めて先制すると、後半にもMFマティアス・ベシーノが追加点を挙げて2-0の勝利を収めた。

 多くのメディアが無失点に抑えたGKクリストフ・マンダスをマン・オブ・ザ・マッチの評価を与えるなか、鎌田も高く評価された。

「コリエレ・デロ・スポルト」、「ガゼッタ・デロ・スポルト」「コリエレ・デラ・セーラ」「イル・メッサジェッロ」「ラ・レプッブリカ」の5紙は選手採点で「7.0」の評価を与えた。また、「イル・テンポ」「ラ・スタンパ」の2紙は「6.5」点の評価を与えている。

 この試合、直接ゴールに絡むことはできなかった鎌田だが、この試合は中盤で高いボール奪取力を見せ、カウンターの起点にもなっていた。そのプレーが現地でも高く評価されたようだ。

FOOTBALL ZONE編集部