C大阪が連敗を3でストップ

 アビスパ福岡は5月18日、J1リーグ第15節でセレッソ大阪をホームに迎えた。前半だけで福岡側に4枚のイエローカードが提示されるなど注目事象の多かった試合は、アウェーのC大阪が3得点。退場者も出した福岡が0-3で敗れた。

 まずは前半8分、変化を付けたセットプレーの流れからC大阪FWレオ・セアラが先制ゴール。エースの3試合連続の得点、今季12ゴール目でアウェーチームがリードした。同29分にはコーナーキックからMF田中駿汰が合わせ追加点。前半だけで2点をリードした。

 対する福岡は苦難を強いられる。前半にDFドウグラス・グローリ(同7分)、MF紺野和也(同21分)、FWシャハブ・ザヘディ(同31分)、DF奈良竜樹(同39分)がそれぞれイエローカードをもらう。

 フラストレーションの溜まる様子が表れていたなか、後半には退場者も出してしまう。前半31分にGKキム・ジンヒョンに対するアフターチャージで警告を受けていたザヘディ。後半16分のエリア内競り合いで相手と接触すると、これが警告の対象に。この日2枚目のイエローカードとなり、退場処分となってしまう。

 数的不利になった福岡は、それでも点を取るためにFWウェリントン、MF金森健志やMF重見柾斗など新たな選手と投入するが、点差を縮めることができず。一方のC大阪は、後半アディショナルタイムにMF為田大貴がダメ押し弾を決めてリーグ戦7試合ぶり勝利を飾った一方、福岡は今季2度目の連敗を喫している。

FOOTBALL ZONE編集部