鈴木唯人にはマンUのほか、トッテナム、アヤックス、シュツットガルトも興味

 デンマーク1部ブレンビーIFのMF鈴木唯人は、目覚ましい活躍により欧州クラブからの関心度が高まっており、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドもその1つに数えられる。しかし、ユナイテッドファンは、現時点で鈴木の争奪戦に「後れを取っている」と考えているようだ。

 22歳の鈴木は昨夏、清水エスパルスからブレンビーへ4年契約で加入。今年4月に入り、プレーオフラウンド8試合で4得点5アシストと驚異的な数字を残している。

 デンマークメディア「bold.dk」によれば、鈴木に対してはマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、トッテナム、イタリア1部ACミラン、ドイツ1部シュツットガルト、オランダ1部アヤックス、スペイン2部エスパニョールなどがスカウトを派遣して試合を視察したとされる。

 ユナイテッドのファンが運営する専門サイト「Man Utd Core」は、「7クラブすべてのスカウトが目撃した鈴木の試合に勝つパフォーマンスは、彼らを失望させなかった」と言及。「今夏に十分な規模のオファーがあれば、ブロンビーは説得されるかもしれない」としている。

 そのうえで、ユナイテッドに関しては「アヤックス、トッテナム、シュツットガルトなどに比べて後れを取っているようで、どのチームも鈴木に対してより徹底したスカウティングを行っているようだ。マンチェスター・ユナイテッドのラインナップに鈴木のような選手がいることは、攻撃オプションと選手層の拡大を目指すうえで非常に有益となるだろう」と展望していた。

生島洋介