遠藤は愛息3人、愛娘と一緒にピッチを1周

 イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、現地時間5月19日に行われたプレミアリーグ最終節ウォルバーハンプトン戦にスタメン出場し、2-0の勝利に貢献した。試合後には選手たちの家族らがピッチに登場したなか、遠藤の子供らの行儀の良さに現地メディアが注目している。

 移籍当初は適応に苦しんだものの、遠藤はプレミアリーグでの29試合を含め、公式戦43試合で3ゴール1アシストと記録。特に昨年12月以降はスタメンに定着し、30歳になってから初のプレミアリーグ挑戦となったが、安定感抜群のプレーで信頼を勝ち取った。

 そんな遠藤は最終節のウォルバーハンプトン戦にもフル出場を果たす。試合は前半に2得点を決めたリバプールが2-0で勝利し、シーズンを終えた。そんななか、試合後のワンシーンが話題を呼んでいる。

 試合後には今季限りで退任のユルゲン・クロップ監督のセレモニーなどが行われ、終了後には選手の家族らがピッチの中へ姿を現し、選手とともにスタンドを一周。駆けつけたサポーターへ挨拶をするなか遠藤は愛息3人、愛娘と一緒に歩いた。

 英メディア「スポーツ・バイブル」が公式X(旧ツイッター)で「アンフィールドで行われたシーズン終了セレモニーで、遠藤航の子供たちがとても行儀良く、きちんとした振る舞いをしていたことにリバプールファンは思わず目を見張った」と、遠藤のうしろに整列して並んでいる4人の姿を公開している。

 この投稿に海外ファンからは「美しい光景」「マナーも良い」「これが日本の文化です」「それが日本の躾」「素晴らしい」「さすが」とさまざまなコメントが寄せられている。

生島洋介