鳥栖の21歳ドリブラー横山歩夢が横浜FM戦で決勝弾

 サガン鳥栖は7月3日、未消化分のJ1リーグ第16節横浜F・マリノス戦で1-0の勝利を収めた。決勝点を挙げた21歳のFW横山歩夢には賛辞の声が寄せられている。

 0-0で膠着した後半9分、カウンターからFWマルセロ・ヒアンがキープ。逆サイドのスペースに走り込んだ横山がダイレクトで蹴り込み、GKの届かないコースへ流し込んだ。

 横山は東海大高輪台高校を卒業した2021年に松本山雅FCに加入。22年にはリーグ戦29試合で11ゴールをマークすると、23年に鳥栖へステップアップ移籍を果たした。昨季はリーグ戦17試合で無得点も、持ち前のドリブルで相手を翻弄するプレーを見せていた。今季は序盤こそ控えだったものの主力として定着し、ここまでリーグ戦20試合3ゴール3アシストを記録。世代別の代表でも2023年のU-20アジアカップメンバーにも選ばれていた。

 同日の3日はパリ五輪に臨むU-23日本代表メンバー18人が発表されたことから、SNS上では「選ばれてほしかった…」「選外なのなんでなんだろう」「絶対五輪に横山歩夢呼ぶべきだろ」「いいウィンガーなんだけどな」「五輪選外なのなんでなの」「五輪に選べよ!と思った」「五輪で見たかった」と、最大の賛辞と受け取れる落胆のコメントが寄せられていた。

FOOTBALL ZONE編集部