J1、J2、J3今節の見どころは? アントラーズ対FC東京の首位攻防戦が実現! スサエタのガンバデビューもあるか?【編集部フォーカス】

J1、J2、J3今節の見どころは? アントラーズ対FC東京の首位攻防戦が実現! スサエタのガンバデビューもあるか?【編集部フォーカス】

鹿島アントラーズ対FC東京

 明治安田生命Jリーグは今週末、J1第26節、J2第32節、J3第23節を迎える。徐々に勝ち点差は広がり、勢力図ができつつあるが、リーグはまだまだ続く。今節はどのような対戦カードが組まれているのか。注目試合や選手、見どころをピックアップした。

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注目カード(明治安田生命J1リーグ)
鹿島アントラーズ対FC東京 9月14日 19:00

注目選手
FW:上田綺世(鹿島)
MF:橋本拳人(FC東京)

 今節一番のビッグマッチと言えるだろう。明治安田生命J1リーグ第25節を終えた時点で2位につける鹿島アントラーズと同1位に立つFC東京が14日、茨城県立カシマサッカースタジアムで激突する。今季リーグ戦の優勝を占う一戦になることは間違いなく、熱いゲーム展開となることが期待されている。

 鹿島は前節、敵地で清水エスパルスと対戦している。試合は15分にMF遠藤康が先制ゴールを挙げるなどアウェイチームが立ち上がりから主導権を握ると、34分にはMFセルジーニョにもゴールが生まれ前半を2-0で折り返す。後半に入っても鹿島の勢いは落ちず、FW上田綺世が2ゴールを叩き込むなど、アウェイで4-0と快勝。これで同チームはリーグ戦4試合負けなしとし、首位・FC東京にプレッシャーを与える結果となった。

 一方のFC東京は前節、アウェイで名古屋グランパスと対戦している。前半からボールを保持される展開となったFC東京だが、持ち味のカウンターがその威力を発揮し、29分にFWディエゴ・オリヴェイラ、49分にMF高萩洋次郎が得点を挙げ、2点のリードを奪った。試合終盤はMF前田直輝に1点を返されるなど名古屋の猛攻に遭うも、守備陣が粘り強く対応し、敵地で2-1と勝利。これでFC東京はリーグ戦直近5試合で3勝1分1敗という成績になっており、首位の座をガッチリとキープしている。

 そんな両者の勝ち点差は「4」。もちろんここからの逆転優勝を狙う鹿島からすれば、これ以上この差を広げられるわけにはいかないだろう。ホームでの重要な一戦で勝ち点3を失うわけにはいかない。

 一方のFC東京はアウェイ8連戦の3戦目。ここまでは1勝1分と敵地で好成績を収めているが、この鹿島戦はその中でも最も重要なゲームとなるだろう。もちろん、この試合で白星を掴み取ることができれば、悲願のJ1初優勝へ向けての可能性はグッと高まるはずだ。

 鹿島の注目選手はFW上田綺世。今夏、正式に同クラブへの加入を決めた同選手は、前節の清水戦で2ゴールを挙げるなど圧倒的な存在感を放った。同選手は現在までにリーグ戦5試合の出場で3得点の成績を収めるなど好調と見て間違いなく、このFC東京戦でも決定的な仕事を果たすことが求められるはずだ。

 FC東京の注目選手はMF橋本拳人。首位を走るクラブにとっても不可欠な存在となっている同選手は、攻守両面で貢献度の高い動きを見せることができる中盤の要だ。鹿島戦での活躍は、FC東京が勝利を収める上で必要不可欠となることは間違いない。日本代表としてパラグアイ戦、ミャンマー戦に出場したため疲労の影響は少なからずあるかもしれないが、どこまで高いパフォーマンスを維持できるだろうか。

横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島

注目カード(明治安田生命J1リーグ)
横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島 9月14日 19:00

注目選手
FW:マルコス・ジュニオール(横浜FM)
MF:柏好文(広島)

 今節は鹿島アントラーズ対FC東京の首位攻防戦も行われるが、こちらのカードからも目が離せない。3位の横浜F・マリノス対4位・サンフレッチェ広島の上位対決だ。優勝争いに最後まで食い込むためにも、両者ともに落とせない一戦となることだろう。

 マリノスは前節、ホームでガンバ大阪と対戦している。序盤から主導権を握った同チームは、39分にDFティーラトンが先制ゴールを挙げると、53分にはFWマルコス・ジュニオールが追加点。リードを2点に広げた。67分にMF小野瀬康介に1点を返されるが、78分にMF遠藤渓太が勝負を決める3点目を挙げ、3-1と勝利。これでリーグ戦2連勝としたマリノスは首位・FC東京と勝ち点差「7」の3位につけている。

 マリノスは今節、勝利することができれば広島との勝ち点差を「5」まで広げることができる。優勝争いへ食い込むためにも、ここでライバルを突き放しておきたいところだ。そんなマリノスの注目選手はFWマルコス・ジュニオール。今季、同クラブに加入したブラジル人アタッカーはここ最近のリーグ戦3試合で4得点を奪っているなど好調を維持している。同じブラジル人FWのエジガル・ジュニオが負傷で離脱しているいま、M・ジュニオールに懸かる期待は大きいだろう。

 対する広島は前節、アウェイでジュビロ磐田と対戦。前半こそ相手に押し込まれ、0-0で45分間を終えたアウェイチームであったが、後半開始早々の47分にFWレアンドロ・ペレイラが先制ゴールを挙げると、69分にはMF柏好文が追加点を挙げ、最下位に沈むチームから2点のリードを奪った。試合はそのまま2-0で終了。これで広島はリーグ戦11試合負けなしとし、4位につけている。

 そんな好調を維持している広島は、今節勝利すれば3位に浮上することができる。アウェイでのマリノス戦ということで難しいゲームになることは間違いないが、勝利を収めることができるか。

 広島の注目選手はMF柏好文。同クラブで不動の地位を築いている背番号18は、リーグ戦直近3試合で2得点中と好調だ。攻守両面で絶大な存在感を放つことができる同選手への期待はますます高まっており、マリノス戦でもチームを勝利に導く働きを見せてほしいものだ。

ガンバ大阪対サガン鳥栖

注目カード(明治安田生命J1リーグ)
ガンバ大阪対サガン鳥栖 9月14日 19:00

注目選手
MF:マルケル・スサエタ(G大阪)

 FW宇佐美貴史、FWパトリック、MF井手口陽介ら今夏に実力者を呼び戻したガンバ大阪であったが、なかなか苦しい状況から抜け出せずにいる。横浜F・マリノスと対戦した前節は、DFティーラトン、FWマルコス・ジュニオールに得点を許しリードを2点に広げられ、その後、MF小野瀬康介が1点を返すもののMF遠藤渓太にダメ押しとなる3点目を献上し、1-3で敗北。これでG大阪はリーグ戦6試合勝利から見放される結果になった。

 ただ、同6試合中敗れたのは前節のマリノス戦のみ。その他の5試合はすべてドローとなっているが、深刻なのはうち4試合で先制しながら勝ち切れていないということ。とくに試合終盤に喫する失点が多く、勝ち点2を落とすといった状況が続いている。J1参入プレーオフ出場圏の16位・サガン鳥栖との勝ち点差はわずか「1」。いち早くこの暗いトンネルから抜け出したいところだ。

 そんなG大阪に今夏、また新たな選手が加わった。元スペイン代表MFのマルケル・スサエタである。

 スサエタは1987年12月14日生まれの現在31歳。2012年にはビセンテ・デル・ボスケ監督の下スペイン代表にも招集され、親善試合のパナマ戦で代表初ゴールも決めた実力者だ。クラブはアスレティック・ビルバオ一筋で、2007/08シーズンにトップチーム昇格後、実に12年を同クラブで過ごしている。A・ビルバオでは公式戦507試合の出場で56得点87アシストという成績を収め、キャプテンも務めるなどまさにクラブの象徴的選手であった。

 ドリブルでの打開力はいまなお健在で、守備にも尽力的だ。ゴール前でのアイデアも豊富で、ラストパスの質も極めて高い。G大阪にとっては頼もしい新加入選手となりそうだ。

 そんなスサエタは早ければ14日のサガン鳥栖戦でJリーグデビューを果たすかもしれない。この一戦はG大阪にとって残留を果たす上で重要な試合となることが予想されるが、果たしてスペイン人MFはいきなりチームを救う活躍を見せるのだろうか。

横浜FC対大宮アルディージャ

注目カード(明治安田生命J2リーグ)
横浜FC対大宮アルディージャ 9月15日 18:00

注目選手
MF:松尾佑介(横浜FC)
MF:イッペイ・シノヅカ(大宮)

 明治安田生命J1リーグでは今節、鹿島アントラーズ対FC東京、横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島など楽しみな上位対決が開催されるが、明治安田生命J2リーグでも白熱必至の好カードが組まれている。2位・横浜FC対5位・大宮アルディージャだ。

 今節をホームで迎える横浜FCだが、勢いが止まらない。前節ヴァンフォーレ甲府と対戦した同クラブは、MF中山克広の2ゴールとMF松尾佑介のゴールで3-2と勝利。これで横浜FCはリーグ戦の無敗を13試合に伸ばし、2位の座をガッチリとキープしている。

 ただ、6位・京都サンガF.C.までの勝ち点差はわずか「3」。リーグ戦13試合無敗中とはいえ、まだまだ油断は許されない状況だ。今節の相手は5位・大宮と簡単なゲームにはならないはずだが、ここでの勝ち点取りこぼしも許されない。J1昇格を争うライバルをここで一つ突き放すことができるか。

 対する大宮だが、ここ最近は低調なパフォーマンスが続いている。連敗中で迎えた前節の町田ゼルビア戦は、開始わずか3分にMFロメロ・フランクに先制ゴールを許すなど苦しい立ち上がりとなり、その後もなかなか点を奪えず苦戦した。73分にMFイッペイ・シノヅカが1点を返しなんとか追いつくものの、試合はそのまま終了。これでリーグ戦3試合勝ちなしとなり、順位も5位に後退している。

 とはいえ自動昇格圏となる2位・横浜FCとの勝ち点差はわずか「2」。今節その横浜FCに勝利し、他会場の結果次第では一気に2位へ浮上することも可能だ。この苦しい状況から脱却するため、アウェイでなんとしても勝ち点3を奪いたいところである。

 横浜FCの注目選手はMF松尾佑介。現在22歳の同選手は、自身が出場したリーグ戦直近5試合で4得点を奪うなど好調ぶりは明らかだ。今節も決定的な仕事を果たすことができるか。

 大宮の注目選手はMFイッペイ・シノヅカ。今夏に横浜F・マリノスから加わった同選手は、以降継続してスタメン出場を果たしているなどチームの新たな主力として活躍している。前節は途中出場となったイッペイ・シノヅカであったが、待望の新天地初ゴールを記録するなど結果も残した。今節もその勢いのまま、チームを救うことができるか。

ガイナーレ鳥取対SC相模原

注目カード(明治安田生命J3リーグ)
ガイナーレ鳥取対SC相模原 9月15日 13:00

注目選手
MF:三沢直人(鳥取)
MF:平石直人(相模原)

 15日、明治安田生命J3リーグではガイナーレ鳥取対SC相模原の試合が行われる。舞台はとりぎんバードスタジアムだ。

 鳥取は前節、ホームでブラウブリッツ秋田と対戦している。リーグ戦4試合ぶりの勝利が欲しかったところだが、5分にFW藤沼拓夢に先制ゴールを奪われるとその後は守備が崩壊。DF千田海人、MF久富賢、MF藤山智史にゴールを許し0-4と大量リードを許す。67分にMF三沢直人が1点を返すもののそのまま1-4で敗れている。これで鳥取はリーグ戦4試合勝ちなしとなっており、苦しんでいる。

 対する相模原もここ最近は苦戦続きだ。ザスパクサツ群馬と対戦した同クラブは、14分にFW青木翔大に先制ゴールを許すと、以降相手の守備に苦しみなかなか同点に追いつくことができない。試合は結局そのまま終了し、相模原はこれでリーグ3連敗となった。

 どちらも現在はリーグ戦で苦しい状況が続いているが、今節でその暗いトンネルから抜け出すことができるか。

 鳥取の注目選手はMF三沢直人。同選手はリーグ戦直近5試合で2得点を挙げるなどまずまずの成績を収めており、今節でも結果を残すことが求められる。リーグ戦4試合未勝利となっているチームを救い出せるか。

 対する相模原の注目選手はMF平石直人。同選手もリーグ戦直近7試合で4得点をマークするなど好調を維持しており、現在は14試合連続でスタメンフル出場中と状態も良いはず。今節はアウェイという難しい状況であるが、結果を残すことができるか。


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