中島翔哉には「時間が必要」。ポルトOBが提言、監督激怒も問題なし「2人で解決できる」

中島翔哉には「時間が必要」。ポルトOBが提言、監督激怒も問題なし「2人で解決できる」

 ポルトに所属する日本代表MF中島翔哉は、ここ数日間メディアの話題の中心にいる。ただ、ピッチ上での活躍ではなく、試合後にセルジオ・コンセイソン監督から公衆の面前で叱責を受けたことが波紋を呼んでいるのだ。

 事の発端は15日に行われたポルトガル1部リーグ第5節のポルティモネンセ戦に、最終盤の劇的なゴールでポルトが3-2の勝利を収めた直後にあった。スタンドから無数の視線が注がれるピッチの上で、コンセイソン監督が中島を呼び止めて激怒したのである。

 この一件は現地の新聞で一面を飾るなど大きな話題となり、中島の守備面の貢献度が低かったことが原因なのか、あるいは失点寺の振る舞いが良くなかったのか、あるいは監督が呼び止めたのに立ち去ろうとした態度に問題があったのかなど、様々な視点で議論されてきた。

 しかし、ポルトガル屈指のビッグクラブであるポルトに在籍した経験を持つ元選手は現状を悲観していない。同国紙『レコード』に対し、元ポルトガルU-21代表のカルロス・チャイーニョ氏がコメントした。

 チャイーニョ氏はアンゴラ生まれで、1998年から2001年までポルトに在籍した経験を持つクラブOBのMFだ。1996年から1998年にかけてポルトで活躍したコンセイソン監督とは在籍時期こそかぶっていないが、中島との試合後のやり取りに関して自身の経験も踏まえて次のように述べた。

「彼らの間にあったことは、フットボールに関するものだ。2人で話して解決するだろう。私にもかつて似た状況だったことがあった。中島はポルトの選手としての価値を持っているし、彼のような選手には順応や理解のための時間が必要なんだ。

交代時に監督が要求することにもっと集中して取り組むだろうし、もっと多くのものをもたらせる。時にはうまくプレーできないこともあるだろう。それこそが監督の発したメッセージなのだと思う」

 当然、監督は選手のパフォーマンスが不十分だと感じれば、より質を高めて要求に応えるよう伝えるだろう。もともと感情的な性格のコンセイソン監督が、後半アディショナルタイムのラストプレーで勝利を収めたことで高ぶる気持ちを抑えられず、そのまま中島に接してしまっただけなのかもしれない。

 ヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグ初戦・ヤングボーイズ戦を翌日に控えた18日には練習開始時にコンセイソン監督から中島に声をかけ、指揮官本人も同日夕方の記者会見で「我々はコミュニケーションを取ろうといているし、彼はすでにポルトガル語の授業を受けている。そして私の要求や伝えていること、1000%の献身というものを理解している」と両者の間にわだかまりがないことを強調していた。

 まずはELで中島がどのように起用されるか、そして今後の過密日程の中でチーム内にどのような立ち位置を築いていくか、コンセイソン監督とのやりとりなどにも注目が集まる。


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