5位:複数失点はわずか…

 Jリーグでは数多くの激戦が繰り広げられてきたが、各クラブはどのような成績を残してきたのだろうか。今回は、浦和レッズの各チームとの通算対戦成績から1試合あたりの平均獲得勝ち点を算出。それを基にしたランキングを紹介する。※現行ルールに合わせて勝(Vゴール含む)=勝ち点3、分=勝ち点1、負=勝ち点0で計算。並んだ場合は1:勝利数、2:得失点差、3:総得点で順位を決定。データは1993シーズン〜2020シーズンまでのJ1リーグによるもの

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ヴァンフォーレ甲府
平均獲得勝ち点:2.19
通算対戦成績:16試合/10勝5分1敗/28得点9失点

 浦和レッズとヴァンフォーレ甲府がJリーグで初めて激突したのは2000年だ。ただ、この時の舞台はJ2。福永泰の2ゴールと永井雄一郎の得点で浦和が3-1で勝利していた。

 J1の舞台で初めて顔を合わせたのは、甲府が初昇格を果たしていた2006年である。山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場で行われた一戦は藤田健の得点で甲府が先制したものの、75分に三都主アレサンドロが同点ゴールをマーク。試合はそのまま1-1のドローで終わっていた。

 その後も両者は何度もJ1の舞台でマッチアップ。ここまで計16試合を戦っている。その中で浦和が敗れたのは2011年に行われた第22節のみ。この時はパウリーニョの2ゴールとハーフナー・マイクによる得点に沈んでいた。なお、J1で浦和が甲府に複数得点を許したのも、同試合の1回のみとなっている。

4位:拮抗したゲームが多い

松本山雅FC
平均獲得勝ち点:2.25
通算対戦成績:4試合/3勝0分1敗/5得点3失点

 浦和レッズと松本山雅FCがJ1で対戦したのは、2015年と2019年の計4回しかない。なお、天皇杯ではこれまで2度対戦している。

 松本との試合は拮抗した展開になることが多い。J1初対戦となった2015年の1stステージ第4節では終盤の森脇良太による得点で1-0と浦和が勝利。同年の2ndステージ第1節で対戦した際も2-1と1点差での勝利だった。さらに、3度目のマッチアップとなった2019年の第3節でも1-0と、これまた僅差での白星となっている。

 J1での最後の対戦となったのは2019年8月に行われた第24節。埼玉スタジアムで行われた一戦はファブリシオの得点で浦和が先制したものの、その後に阪野豊史と高橋諒に得点を許し1-2と逆転負けを喫している。なお、当時の松本にとってこれは11試合ぶりの勝利となっていた。

3位:最後に負けたのは…

アビスパ福岡
平均獲得勝ち点:2.31
通算対戦成績:16試合/12勝1分3敗/29得点15失点

 J1でのアビスパ福岡との初対戦は1996年にまで遡る。東平尾公園博多の森球技場に乗り込んだ浦和レッズは古邊考功に先制弾を浴びたが、その後に広瀬治が2得点を奪って逆転勝利している。また、同試合の6ヶ月後に行われた2戦目でも勝利を収めたのは浦和だった。

 福岡に対し初黒星を喫したのは1997年の2ndステージ第5節だ。浦和にとってはホームゲームだったが、中払大介とマイケル・オビクに奪われた2点リードを追いつくことができず、1-2で負けている。また、1999年には福岡に対し2戦2敗という成績を残していた。

 ただ、浦和は1999年9月の試合を最後にJ1の舞台で福岡に負けたことが一度もなく、通算対戦成績で12勝1分3敗と相手を大きく突き放している。そんな両者の対戦は2016年でストップしているが、今季福岡はJ1の舞台に帰還している。浦和が相性の良さを発揮するのか、福岡が意地を見せるのか注目だ。

2位:選手も取る、勝ち点も取る

アルビレックス新潟
平均獲得勝ち点:2.54
通算対戦成績:28試合/22勝5分1敗/58得点17失点

 エジミウソン、マルシオ・リシャルデス、ラファエル・シルバ、レオナルド。この4人のブラジル人選手に共通しているのは、アルビレックス新潟から新天地へ旅立ったということ。そして、その移籍先は皆、浦和レッズだった。

 浦和が新潟から多く獲得したのは決して選手だけではない。勝ち点も容赦なく奪い続けている。

 2004年5月にJ1で初対戦してから、浦和が新潟に敗れたのはわずか1回のみ(2006年7月19日、第13節で1-2)となっており、埼玉スタジアムではここまでたったの3ポイントしか奪われていない。2007年9月から2010年9月までのリーグ戦7試合では、新潟に1点すら与えないということもあった。浦和はまさに、新潟にとって天敵中の天敵となっている。

1位:今季はどうなる?

徳島ヴォルティス
平均獲得勝ち点:3.00
通算対戦成績:2試合/2勝0分0敗/4得点1失点

 浦和レッズと徳島ヴォルティスがJ1で対戦したのはわずか2回。天皇杯やヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)含めても顔を合わせたのは4回である。

 初対戦は2014年7月に行われた第16節だった。徳島のホームに乗り込んだ浦和は槙野智章と興梠慎三の得点で2-0と完封勝利を収めている。そして、2度目の対戦となったのは同年10月。浦和は衛藤裕に先制点を奪われたものの、柏木陽介と那須大亮の得点で見事に逆転勝利を収めている。

 徳島が2015年からしばらくJ2で過ごしことで、両者の対戦は上記の試合が最後となっていたが、今季徳島はJ1の舞台に戻ってきた。現浦和指揮官のリカルド・ロドリゲスによって成長したチームに対し、浦和は「無敗」を維持することができるだろうか。