レアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは、チームのEU外外国人枠を空けることになるスペイン国籍取得に向けて前進したようだ。スペイン紙『アス』が9日付で伝えた。

 現在のマドリーではヴィニシウスと、DFエデル・ミリトン、FWロドリゴ・ゴエスのブラジル人選手3人が外国人枠を占める。このうちヴィニシウスについては、今季中にスペイン国籍を取得できることが見込まれていた。

 当初の予定よりは手続きが遅れているとも報じられていたが、ヴィニシウスはスペインのパスポート取得に必要となる筆記試験は無事に通過したと報じられている。残るは口頭試験を終えれば取得が認められるとのことだ。

 EU外外国人枠を空けることができるかどうかは、マドリーの来季のチーム構成に影響する。今季トッテナムにレンタル中のウェールズ代表FWガレス・ベイルが復帰する可能性も見込まれているが、ブレグジット(英国EU離脱)の結果として、ベイルをチームに戻すためには外国人枠の空きが必要となる。

 ベイルがマドリーに戻らず放出されるとすれば、ヴィニシウスのスペイン国籍取得により空く1枠には「ヘイニエルか久保が復帰する可能性がある」と『アス』紙は見通しを示している。ブラジル人MFのヘイニエルは現在ボルシア・ドルトムントへ、久保建英は現在ヘタフェへレンタルされている。

 両選手ともにまだ若いこともあり、引き続きレンタルで経験を積む可能性もあるとスペイン紙は予想。それでも復帰の可能性に備えて外国人枠を空けられることには大きな意味があると述べている。