トルコ1部のトラブゾンスポルは、セルビアのパルチザン・ベオグラードを退団した日本代表FW浅野拓磨を移籍金ゼロで獲得することが可能だと考えているようだ。トルコ『Fotospor』が11日付で伝えた。

 パルチザンで今季のチーム得点王として活躍していた浅野だが、クラブからの給与未払いなどを理由に契約解除を発表して衝撃を引き起こした。パルチザン側は一方的な契約解除であるとして法的措置に訴える姿勢を取っている。

 来季の浅野の移籍先としては、トルコの強豪クラブであるトラブゾンスポルに加入するという噂が浮上。すでに同クラブとの間で契約の合意に達したとも、浅野はトルコ入りしているとも報じられている。

 だがパルチザン側はこの動きに納得していないようだ。国際サッカー連盟(FIFA)に対して浅野の契約違反を訴えるとともに、トラブゾンスポルに対しても書面を送付し、浅野の移籍金として600万ユーロ(約7億9400万円)の支払いを要求したとトルコメディアは報じている。

 これに対して浅野側の弁護士はトラブゾンスポルに、移籍金を支払う義務が生じる可能性は低いという見解を伝えているという。トラブゾンスポルは昨夏にもサウジアラビアのアル・アハリとの間で同様の問題が発生していたFWジャニニーを最終的にフリーで獲得することに成功しており、浅野のケースに関しても調査を行った上でフリーでの獲得が可能だと判断したとみられている。