【マンチェスター・ユナイテッド 2-4 リバプール プレミアリーグ第34節】

 リバプールに所属するブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの強烈ヘディングシュートが炸裂した。マンチェスター・ユナイテッド撃破で来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に望みをつないだ。

 プレミアリーグ第34節、マンチェスター・ユナイテッド対リバプールが現地時間13日に行われた。アウェイのリバプールが4-2の勝利を収めた。この試合は今月2日に開催予定だったが、ユナイテッドサポーターによる抗議行動の影響で延期となっていた。

 CL出場権獲得に向け勝ち点が欲しいリバプールだったが、開始10分にブルーノ・フェルナンデスのシュートがナサニエル・フィリップスの足に当たり、ゴールに吸い込まれた。だが、34分にディオゴ・ジョッタのヒールシュートが決まり、リバプールが同点に追いつく。

 すると前半ATにフィルミーノが逆転のゴールを決める。ペナルティエリア手前の右でリバプールがFKを得ると、トレント・アレクサンダー=アーノルドがゴール前に送る。このクロスにファーサイドに走りこんだフィルミーノが強烈なヘディングを突き刺した。

 まず、アレクサンダー=アーノルドのボールが完璧だった。ファーサイドのフィルミーノのスペースにしっかりと蹴り込み、スピードもあるため跳ね返すことは容易ではない。フィルミーノのマークに付いていたポール・ポグバは捕まえ切れず。一歩速いタイミングで動き出したフィルミーノはポグバのブロックを物ともせず。逆にポグバの足がもつれ、フィルミーノが競り合いに勝利。そのまま強烈なヘディングを突き刺した。

 クロスボールもスピードがあり、走りこみながらのヘディングシュートと難しいシーンだったが、フィルミーノは見事ゴールを奪ってみせた。クロス、動き出し、シュートと全てが完璧だった。

 後半開始早々の47分にはアレクサンダー=アーノルドのシュートのこぼれ球をフィルミーノが押し込んでゴールネットを揺らした。その後、同点に追いつかれたリバプールだったが、90分にモハメド・サラーのゴールが決まり勝負あり。リバプールが4-2の勝利を収めた。

 データサイト『WhoScored』による採点で2ゴールのフィルミーノは9点を獲得し、断トツの評価でこの試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を獲得。攻撃面での貢献もそうだが、シュートブロックが最多タイとなる2本となっている。攻守に貢献したフィルミーノのMOM獲得は納得だろう。

 勝利したリバプールはUEFAヨーロッパリーグ(EL)圏内の5位に浮上。残り3試合で勝ち点は60。CL圏内の4位チェルシーは残り2試合で勝ち点64となっている。3位レスター・シティは残り2試合で勝ち点66。レスターとチェルシーの試合結果次第となるが、リバプールは残り3試合全て勝つことができれば、来季のCL出場の可能性も十分ありそうだ。