パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペが、他クラブへの移籍を示唆したとも取れる発言に注目が集まっている。『フランス・フットボール』誌が11日付でインタビューを伝えた。

 3年連続のリーグアン得点王に輝くなどPSGで活躍を続けてきたムバッペだが、1年後の来年夏で満了となる契約の延長は合意に達していない。このまま来夏を迎えればPSGはムバッペをフリーで手放すことになってしまうリスクもあり、移籍に向けた噂も絶えない状況だ。

 ムバッペは仏誌のインタビューに対し、状況次第では移籍を決断する可能性も否定せず。「僕がいるかいないかでPSGのプロジェクトが別のものになるのは分かっているが、クラブも僕の思いを分かってくれていると思う。裏切るような形で動くことはない。正しい決断をしなければならない」と語っている。

 現時点ではPSGというクラブに満足しているとしながらも、「ここは僕の居場所としてベストな場所だろうか? 答えはまだ分からない」とムバッペ。キャリアの到達点となるべき場所が他にあるとも考えているのかもしれない。

 特にムバッペの獲得に強い関心を示しているとみられるレアル・マドリードは、同選手の売却に応じないPSGのナセル・アル=ケライフィ会長の強硬姿勢により一旦は今年夏の獲得を断念したとの報道もあった。だが『アス』紙は12日付で、マドリーがユーロ2020(欧州選手権)終了後にムバッペ獲得に向けた「最後の攻勢」をかけることが見込まれるとも伝えている。