ベルギー代表MFエデン・アザールは、レアル・マドリードを離れる可能性が高まっているのかもしれない。本人は移籍を決断したとも報じられている。

 チェルシーで活躍したあと2019年に念願のマドリー移籍を実現させたアザールだが、相次ぐ負傷の影響もあってスペインでは実力を発揮できない状況が続いている。今季も安定した出場機会は得られず、出場した公式戦16試合でも得点はゼロ、2アシストを記録するにとどまっている。

 先週末にはマドリーはサウジアラビアで開催されたスペイン・スーパーカップを制し、今季1つ目のタイトルを獲得した。だがアザールはチームに帯同しながらも、準決勝のバルセロナ戦、決勝のアスレティック・ビルバオ戦と不出場に終わった。

 フランス『RMC』のベルギー人記者が報じたところによれば、アザール自身はマドリーを去ることを決断したという。出場機会の少なさに加えて、負傷の治療に関してクラブと意見が食い違っていることも一因だとされている。

 アザールが個人的に信頼する医療スタッフは、同選手が抱える負傷を完治させるため手術を勧めているようだ。だがマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長はこれに同意せず、プレー続行を要求しているとみられている。

 スーパーカップ優勝を飾ったマドリーの選手たちがピッチ上で喜びを表す中で、アザールがほとんど笑うことなく沈んだ表情を見せていたことにもスペインメディアなどが注目。退団を決意したことを示唆する様子であるとも捉えられている。