イギリス紙『デイリー・ミラー』は現地時間22日、マンチェスター・シティがブライトンのアレクシス・マック・アリスターの獲得を計画していると報じた。マック・アリスターはリバプールへの移籍の噂も出ているが、マンCがその間に割って入っていくかもしれない。

 プレミアリーグ3連覇を達成したマンCは、今夏に中盤の要であるベルナルド・シウバとイルカイ・ギュンドアンを失う可能性がある。前者は昨年の夏にも退団の意向を一度示しており、今夏に再び移籍を志願するかもしれない。一方後者はクラブとの契約が6月で満了となるため、このままであれば退団が既定路線ということになる。したがって、マンCはチーム力を維持するために、新たな中盤の選手を獲得する必要性があると見込まれている。

 同紙によると、彼らの理想的な穴埋めとしてジョゼップ・グアルディオラ監督が獲得を望んでいるのが、カタールワールドカップではアルゼンチン代表として世界一にも輝いたブライトン所属のマック・アリスターだという。

 マック・アリスターはB・シウバやギュンドアンらと同じように攻撃的MFを主戦場としており、基本的な技術やフィジカル能力に優れ、ブライトンにおいて戦術理解度の高さも証明しているため、グアルディオラ監督が求めるのも頷ける存在だ。

 マック・アリスターの移籍金は6000万ポンド(約96億円)と同紙は見ているが、リバプールとの獲得競争が激化すれば、さらなる高額で取引されるかもしれない。今後の動向に注目だ。