現役時代にリバプールなどでプレーしたディーン・ソーンダース氏が「今季最大の失敗作」として、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWジェイドン・サンチョを挙げ、ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫を手本にすべきだと述べた。英メディア『トークスポーツ』が報じている。

 マンUは2021年7月、高額な移籍金でボルシア・ドルトムントからサンチョを獲得。ドルトムント時代のような活躍を期待したが、加入初年度は公式戦38試合で5得点3アシストだった。そして、今季は公式戦40試合で7得点3アシストであり、二桁得点には到達していない。

 ソーンダース氏が、サンチョについて言及し「しばらく考えてみたが、サンチョに何が起こったんだ? 移籍金は8000万ポンドだったか?と思っている。ブライトンでプレーしている三笘を見ていると、サンチョに対して、なぜ三笘のようにプレーしないんだ?と言いたくなる。サンチョがドルトムントでやっているのを見たことがあるが、その時、彼は相手に向かっていき、ボールを失っても気にせず、サイドラインまで行くほどだった。しかし、今のサンチョは殻に閉じこもっている」と語り、サンチョが消極的になっていると指摘した。