現地時間28日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループH第5節、バルセロナ対ポルトが行われた。試合は2-1でバルセロナが勝利し、3シーズンぶりの決勝トーナメント進出を決めた。この結果を受け、スペイン紙『SPORT』が29日に指揮官であるシャビの手腕を称えながら、チームの問題点を指摘している。
 
 先制点をポルトに決められるも、ジョアン・カンセロとジョアン・フェリックスの得点によってバルセロナは逆転勝利。試合後のシャビは会見で「0-1の段階では目の前が真っ暗だった」と語ったが、結果的にはチームをCLの決勝トーナメントに導いている。

『SPORT』は、シャビについて「ピッチ上の永遠のレジェンドは、非常に高いプレッシャーを受けながらベンチから新たな伝説を生み出そうとしている」と称賛しつつ、チームに関しては「多少のギャップもあった」と問題点を指摘する。

 同紙は、フラストレーションの高まりを隠さなかったFWロベルト・レヴァンドフスキに対し「チームに悪影響を与えた」と述べ、DFジュール・クンデについて「脆いバックラインの中でもとりわけ弱さを見せた」と報じている。

「(バルセロナには)希望に満ちた水平線が広がっているが、改善すべき点は多々ある。日曜日には、今週の『もうひとつの決戦』アトレティコ・マドリード戦が待っている」