現地時間29日、英メディア『Football Transfers』が現在ニースに所属するフランス代表DFジャン＝クレール・トディボの移籍先について報じている。23歳の同選手は、データサイト『WhoScored.com』におけるレーティングで、リーグアン全体の8位にあたる評価を受けている。
　
『Football Transfers』は、「現在マンチェスター・ユナイテッドに所属するラファエル・ヴァランと指揮官のエリック・テン・ハフの関係悪化を考慮すると、来年1月の移籍市場においてクラブが最も優先的に狙うのはトディボだろう」と報じている。

　また、28日には英紙『Evening Standard』が、ユナイテッドのほかリバプールとトッテナムも「トディボの獲得に乗り出す可能性がある」と伝えた。同紙によると、とりわけトッテナムがセンターバックの補強に熱心だという。

「1-2で敗れたアストン・ヴィラ戦、（トッテナムの指揮官である）アンジェ・ポステコグルーは怪我人や出場停止処分となった選手の代わりに、サイドバックのベン・デイビスやエメルソン・ロイヤルをセンターで使わなければならなかった」

　けれども、『Football Transfers』は交渉に分があるのはユナイテッドだろうと述べている。「ジム・ラドクリフがこのままユナイテッドを買収するならば、彼はニースのオーナーも務めているので、獲得レースが始まった場合にはテン・ハフのチームが圧倒的に有利だろう」

「マンチェスター・ユナイテッドは元バルセロナのスター選手を口説き落とせるかもしれないが、トッテナムには恐らく難しいはずだ」

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