UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループB第5節、アーセナル対RCランスの試合が現地時間29日に行われ、アーセナルが6-0の勝利をおさめた。この試合で2アシストを記録したアーセナルの日本代表DF冨安健洋に対し、英紙『ザ・スタンダード』が大絶賛している。

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、冨安やガブリエウ・ジェズス、ブカヨ・サカなどを先発起用。13分にアーセナルのカイ・ハフェルツが先制点を決めると、21分にはジェズスが追加点を決めた。24分にはサカ、28分には冨安のアシストからガブリエウ・マルティネッリも立て続けにゴールを決めている。勢いが止まらないアーセナルは、前半アディショナルタイムにも冨安のパスを受けたマルティン・ウーデゴールの得点で点差を広げた。さらに、86分には途中出場のジョルジーニョがPKを決めて、アーセナルが6-0の勝利をおさめている。

 同紙は、アーセナルの選手に10段階中「6.0」から「9.0」の評価をつける中で、冨安とデクラン・ライス、サカとマルティネッリに10段階中「9.0」のチーム最高評価を下した。特に冨安に関してはタイトルに「冨安が電撃的にサカと連動して輝く」と、名前を載せた上で写真も掲載。冨安についての寸評では「マルティネッリのゴールを狙ったパス、ウーデゴールをお膳立てする素晴らしいクロスなど、2つの傑出したアシストで前半を終えた。右サイドから本物の脅威となっていたが、ハーフタイムに退いた」との評価を下している。

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