サッカー日本代表は26日、FIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選で北朝鮮代表と対戦する予定だった。しかし、突如として平壌開催中止が決定。その理由は不明だが、北朝鮮側には、計算尽くした考えがあるのかもしれない。韓国メディア『アイズ』が報じている。

 日本代表が北朝鮮代表に1-0の勝利をおさめた21日、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が、26日に予定されていたアウェイ北朝鮮代表戦の開催地が土壇場で白紙に戻ったことを明らかにした。その後、代替の開催地が決まらなかったことで、アジアサッカー連盟(AFC)が正式に中止を発表。さらに、国際サッカー連盟(FIFA)も試合を実施しない決断を下した。没収試合なら、日本代表の不戦勝となる。

 没収試合が決定した場合、北朝鮮代表は試合を戦わずして、0-3で負けたことになる。ただ、同メディアは「0-3は固定されたものではない」と、その時のスコアが維持されることもあると伝えている。同メディアは「3点差より大きな点差、例えば0-7で負けている状況であれば、故意に没収負けをして、3点差の敗北を招くこともある。得失点差を考慮しなければならない場合であれば、十分に可能な手口だ。そのため、そのスコアをそのまま維持したまま没収負けとして処理することもある。もちろん、出場禁止や無観客試合などの追加処分が課せられることもある」との見解を示した。現時点で3位の北朝鮮代表だが、2位のシリア代表との直接対決や、最下位のミャンマー代表との試合を残しており、まだ突破の可能性はある。

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