プレミアリーグ30節、チェルシー対バーンリーFCの試合が現地時間30日に行われた。この試合は2-2の引き分けで終わっている。英メディア『football.london』は、試合後チームのパフォーマンスに不満を漏らした、チェルシーの指揮官マウリシオ・ポチェッティーノ監督について報じている。

 プレミアリーグ29節終了時点で、チェルシーは勝点39の11位につけていた。一方のバーンリーは、勝点18の19位と降格圏に沈んでいる状況だった。降格圏に沈んでいるバーンリーをホームに迎えチェルシーは、試合序盤からボールを支配するもなかなか攻めきれずにいた。

 40分、ボックス内でムドリクが倒されPKを獲得。これをコール・パルマーが落ち着いて決めて先制ゴールを奪う。さらに、PKを献上したロレンツ・アシニョンが2枚目のイエローカードにより退場となったことで、後半はチェルシー有利の展開で試合が進んでいくことが予想された。

 しかし立ち上がりの47分に同点ゴールを奪われると、再びパルマーのゴールで勝ち越した直後の81分にも失点を喫し、試合は2-2の引き分けで終わった。バーンリーを率いるヴァンサン・コンパニ監督も試合途中で退席処分となっており、1人少ない相手に勝ち切ることができなかったチームのパフォーマンスに不満を爆発させている様子を同メディアは報じた。

「我々は能力、エネルギーを示せなかった。プレミアリーグで戦う最低限のレベルにも達していない。守備の段階で失点しすぎた。だからこそ、私はとても動揺し、失望している。チームが強くなるためには、脚よりも気持ちが重要だ」

 また、同指揮官は「パフォーマンスには満足していない」と前置きした上で、「我々はそれを受け入れて状況を回復する必要がある。すぐにまた試合があるので、競争力を発揮するために全力を尽くして頭をすっきりさせる必要があるだろう」と、次の試合に向けて気持ちを切り替えることを強調していた。

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