現役時代にマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表などで活躍し、引退後はバーミンガム・シティなどで指揮官を務めたウェイン・ルーニー氏が、古巣のマンUに対し、大規模な改革をするべきであると、英メディア『スカイスポーツ』を通じて提言した。英紙『デイリー・メール』が報じている。

 プレミアリーグ第34節、マンチェスター・ユナイテッド対ニューカッスル・ユナイテッドの試合が現地時間15日に行われ、マンUは3-2の勝利をおさめた。しかし、他会場で行われた試合で、チェルシーがブライトンを2-1で下したため、マンUはチェルシーを抜くことはできず。マンUは17勝6分14敗の勝ち点57で、UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)出場圏外の8位に沈んでいる。

 ルーニー氏はマンUに対し「若い選手と、ブルーノ・ファルナンデスは残すべき。ただ、大規模な一掃が必要だと思う。そうしなければならない。1年以内には無理だろうけど、今後2、3年のうちに実現すると思う」と、改革を提案。その理由については「このリーグで競争するには、もっと優れた選手が必要だ。誤解しないでほしいが、これらの選手(アンドレ・オナナ、ディオゴ・ダロト、ハリー・マグワイアなど)は優れた選手だ。しかし、マンチェスター・シティ、リバプール、アーセナルと競争するには、もっと優れた選手が必要だ」と説明している。そして、マンCと比較し「彼らを見れば分かるが、新しいオーナーが就任してからはチャンピオンズリーグ優勝に15年かかった。そうなる可能性もあるが、そうならないことを願うばかり」と述べ、再び黄金期を築くには長い年月がかかるとの見解を示している。

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