フランス・リーグアン第32節、スタッド・ランス対オリンピック・マルセイユが現地時間15日に行われた。試合はホームのランスが1-0の勝利を収めている。この試合では、ランスに所属するサッカー日本代表MF伊東純也が決勝ゴールを演出。伊東の現地メディアからの評価とは。

 この試合の決勝ゴールが決まったのは32分。ウマル・ディアキテからのパスを右サイドで受けた伊東はワンタッチで中央へクロスを供給。このボールにマーシャル・ムネツィも飛び込むが、マルセイユDFシャンセル・ムベンバが触ってゴールが決まった。結果的にオウンゴールとなり、伊東にアシストはつかなかったが、伊東の完璧なボールがゴールに繋がった。

 フランスメディア『maxifoot』がこの試合の採点を掲載。伊東に「7」をつけ、この試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出した。また、同選手は「ランスにとって何もかかっていない試合?実力を示したいランスのウィンガーにとっては何も関係ない。右サイドで、この日本人はマルセイユの本当の脅威になっていた。ドリブルで幾度も違いを作り、ムベンバのオウンゴールをアシストした」と評価されている。

 また、同メディアはスタメン出場した中村敬斗に「6」をつけ、「試合の序盤は控えめだった。この日本人ウィンガーはジョナタン・クラウスが問題となるきっかけとなった」とコメントした。

 マルセイユに勝利して7試合ぶりの勝利となったランスは、19日に行われる最終節でスタッド・レンヌと対戦する。

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