アーセナルに所属する冨安健洋が、英メディア『StatSports』のインタビューでチームの中でもっともスピードのある選手について語っていた。冨安があげた名前は、現地メディアにとっては思いもよらない選手だったようだ。現地時間15日に英メディア『TBR』が報じている。

 インタビューで「アーセナルの中でもっともスピードのある選手は誰か」と聞かれた冨安は、エディ・エンケティアの名前をあげていた。アーセナルに所属するFWエンケティアは、今季リーグ戦で27試合に出場。5得点2アシストを記録している。

 同選手は、ティエリ・アンリ氏も背負った背番号「14」を託されていた。しかし、主戦場としている前線のポジションにはリーグを代表するウインガーのブカヨ・サカやガブリエル・マルティネッリ、今季加入して印象的な活躍を残しているレアンドロ・トロサールなどがいるため、なかなか出場機会を得られていない。

 同メディアは、「サカやマルティネッリなど非常に早い選手が数多く存在する中、滅多に先発出場しないエンケティアの名前を冨安はあげていた」と述べた上で、「彼が適切なチームで自分に合ったシステムの中プレイすれば、プレミアリーグレベルでも大きな影響を与えることができるだろう」と、チームの戦い方が同選手に適していないため活躍できていないと指摘していた。

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